研究員の藤田英昭・田原昇・栗原健一、研究生の高木謙一が参加して、相生市立図書館所蔵の那波村関係文書の撮影を行いました。ついで、龍野歴史文化資料館所蔵の「三木家文書」のうち、触書・法令に関する史料などを撮影し、あわせて未整理分の採録作業を実施しました。
研究員の藤田英昭・田原昇、研究生の高木謙一が参加して、「三木家文書」の分類・整理を実施し、江戸初期から中期にかけての「御用留」などの史料を撮影しました。
研究員の藤田英昭、研究生の根岸美季・高木謙一が参加して、「三木家文書」の分類・整理を実施し、那波浦関係史料や山論済口証文、御触帳などの史料を撮影しました。
副所長の深井雅海および非常勤研究員の藤田英昭・田原昇、非常勤研究生の根岸美季・高木謙一が参加して、「三木家文書」の分類・整理を実施し、御用留や宗門人別帳などの基本史料の撮影を実施しました。
非常勤研究員の藤田英昭、田原昇の2名が、たつの市立龍野歴史文化資料館に所蔵されている「三木家文書」(赤穂郡那波村旧庄屋)の予備調査・概要把握を行いました。
また同館「龍野文庫」に所収される林業関係の史料を撮影しました。
非常勤研究員の芳賀和樹および栗原健一の2名が、筑波大学農村社会・農史学研究室の加藤衛拡氏を中心とする研究グループの調査に同行し、秋田県横手市史編さん室所蔵の横手殖林社史料を共同で整理しました。
この共同調査では、約560点の史料を中性紙封筒に詰めて整理し、さらに年代や表題等の情報を採録しました。また、採録内容のデータ入力も並行して進めました。
研究員の藤田英昭、非常勤研究生の塚田沙也加・櫻庭茂大・井浪直人の4名が参加して、浜松市にある金原明善記念館と磐田市歴史文書館で史料調査を実施しました。今回の調査には、日本学術振興会の芳賀和樹氏も同行し、連携して調査を行いました。
金原明善記念館では、金原明善が実施した天竜川流域の治山治水に関する史料や、明善の人的関係を示す史料を調査し、写真撮影も行いました。磐田市歴史文書館では、広野汐除松など保安林に関する史料の調査・撮影を行いました。
研究員の藤田英昭が、名古屋市蓬左文庫で史料閲覧と複写を実施してきました。調査対象史料は、尾張藩の江戸城登城儀礼に関する絵図、姫君の御入輿関係史料、幕末政治・外交関係史料など多岐にわたりました。収集した複写史料は約1100枚となりました。
研究員の藤田英昭、非常勤研究生の塚田沙也加・西田安里・仲泉剛の4名が参加して、名古屋市鶴舞中央図書館(名古屋市昭和区鶴舞)、名古屋市蓬左文庫(名古屋市東区徳川町)で史料の閲覧・写真撮影を実施しました。鶴舞中央図書館では、おもに幕末尾張藩士の情報収集に関する記録などを約5200コマ写真撮影しました。蓬左文庫では、尾張藩士の中村家伝来史料や、成瀬家家臣八木家文書のうちから、幕末尾張藩の動向に関する史料や尾張藩士の履歴文書閲覧・複写しました。他にも尾張藩主の登城や将軍姫君の御目見などに関する史料など、計1500枚のデータを収集しました。
研究員の藤田英昭、非常勤研究生の高田綾子・塚田沙也加の3名が参加して、名古屋市蓬左文庫(名古屋市東区徳川町)で史料の閲覧・複写を実施しました。今回は、徳川義直以下、尾張家歴代当主の事蹟をまとめた史料や、尾張家の儀礼・年中行事・婚礼、幕政史関係の史料を閲覧し、約2600枚分のデータを収集しました。
研究員(マネージャー)の藤田英昭と、非常勤研究生の齊藤みのり・谷橋啓太・松本日菜子の計4人で、犬山城白帝文庫所蔵「成瀬家文書」の写真撮影を実施しました。
今回の調査では、明治維新期の犬山藩取立関係文書や、旧犬山藩士族の日露戦争出征に関する郵便ハガキ、成瀬家の御鷹場絵図など多様な史料を撮影しました。ほかにも江戸初期の幕閣・大名から成瀬家に宛てられた書状のデータも収集できました。いずれも今後の近世・近代史において有益な史料であり、当研究所所蔵史料と突き合わせながら引き続き尾張藩研究を進めていきたいと思います。
研究員(マネージャー)の藤田英昭と、非常研究生の宮澤歩美・高橋喜子の計3人が参加し、犬山城白帝文庫所蔵「成瀬家文書」の写真撮影を実施しました。今回は、昭和戦前・戦中期の子爵成瀬正雄の手になるものと思われる戦時日記や、戦後の犬山城詰所日記(日記帳)などおよそ2,000コマを撮影しました。
調査期間中の11月18日には、白帝文庫主催の古文書講座「古文書をよむ 2」を調査メンバーで聴講しました。講師は、松戸市立博物館学芸員で林政史研究所非常勤研究員の林幸太郎氏です。林氏の講座は「史料から探る明治期の成瀬家と旧犬山藩士」と題する内容で、旧犬山藩士の書簡や成瀬家職員が記した日誌を読み解きながら、明治期の犬山における旧藩主成瀬家の役割と旧藩士たちの活動の一端に迫ったものでした。
これまで同文庫主催の古文書講座では近代の古文書をとりあげることはなかったとのことでしたが、成瀬家への犬山城払い下げや天守閣修繕に関する内容は、犬山ならではの話しであり、地域のみなさんは熱心に聴講していました。研究所としても、これまでの史料調査の成果を発表する場となり、大変有意義な教育普及活動にもなりました。
研究員(マネージャー)の藤田英昭と、非常研究員の林幸太郎、同研究生の松本日菜子、布川寛大の計4人が参加し、犬山城白帝文庫所蔵「成瀬家文書」の写真撮影を実施しました。今回の調査で、戦前期の家職「日誌」の撮影をおよそ終了し、ほかにも犬山城下の家並図、江戸初期の書状などの写真データを取得することができました。昨年に引き続き、犬山市文化史料館所蔵の旧犬山藩士書簡類も写真撮影し、こちらもすべて撮影を終えることができました。今後は書簡類の目録作成に取り組んでいきたいと思います。
調査期間中、白帝文庫の方から調査史料に関わる建物や史跡にご案内いただき、史料に書かれた内容を具体的にイメージすることができました。この場を借りて御礼を申し上げます。
22年度2回目の犬山調査です。研究員の藤田英昭と非常勤研究生の林幸太郎、宮澤歩美、布川寛大の4人が参加しました。調査・撮影した史料は、「成瀬家文書」所収の「献上留」や大正・昭和期の家職「日誌」、その他兵学関係史料などで、5000コマ以上のデータを収集することができました。また白帝文庫の併設館である犬山市文化史料館に、明治以降の旧犬山藩士書簡類が収蔵されていることが判明したため、調査中に一部を写真撮影しました。今後調査を継続し、内容分析を進める予定です。
調査中、白帝文庫の特別展「城主の御道具―由緒と伝来―」を観覧し、成瀬家に伝来した名品の由緒に関して知見を深めることができました。
およそ2年振りに犬山での史料調査を実施しました。参加者は研究員の藤田英昭、非常勤研究生の宮澤歩美、高橋喜子の計3人で、「成瀬家文書」のうち、おもに成瀬家から将軍家への贈答品がわかる「献上留」や、明治・大正期の成瀬家家職によってまとめられた「日記」などを撮影してきました(撮影コマ数は約4800コマ)。その他、徳川光友治世下の尾張家家老同士による書状などをデータで提供していただきました(データ取得分約3500コマ)。
研究員の藤田英昭と非常勤研究生の萱田寛也、齊藤みのり、林幸太郎の4人が参加して、白帝文庫所蔵史料調査を実施しました。
今回は、おもに成瀬家7代当主成瀬正寿(舜徳院)の葬儀・年忌法要に関する書類と、明治・大正期の旧犬山藩士の同郷会組織である愛親会・犬山壮年会発行の雑誌記事を写真撮影しました。撮影コマ数は約4000コマでした。
研究員の藤田英昭と非常勤研究生の池ノ谷匡祐、仲泉剛、萱田寛也の4人が参加して、2018年度第2回目の白帝文庫所蔵史料調査を実施しました。 今回はまず、調査メンバーの池ノ谷匡祐が、白帝文庫主催の古文書講座の講師となり、これまでに調査・研究の成果を犬山のみなさまに発表しました。演題は「古文書を読む 犬山を訪れた尾張の殿様」で、池ノ谷以外の調査メンバーは、古文書講座を聴講して教育普及の実際を学びました。
続いて例年通り、犬山城白帝文庫所蔵「成瀬家文書」と犬山市文化史料館所蔵「鈴木家文書」の閲覧・撮影を実施しました。今回は、おもに成瀬家当主の葬儀・法事関係の文書、定光寺参詣に関する文書、医師鈴木家の医療活動・経歴・文化活動に関する史料を閲覧・撮影しました。撮影コマ数は約2000コマでした。 調査2日目の10月21日(日)には、「入鹿切れ」の展覧会を開催中の大口町歴史民俗資料館を訪れ、学芸員の方から展示解説および史料情報をご提供いただきました。
研究員の藤田英昭と非常勤研究員の滝口正哉、同研究生の池ノ谷匡祐・仲泉剛の4人が参加して、白帝文庫所蔵「成瀬家文書」の閲覧・写真撮影を実施しました。 今回は、おもに幕末期の成瀬正肥の養子縁組・家督相続・官位昇進・京都御所参内手続きなどに関する史料と、当研究所所蔵の中野熊助文書と関わる文書を写真撮影しました。撮影コマ数は約3500コマでした。
また、5月21日(月)には、昨年度に引き続き、過去の史料調査の成果報告を兼ねた研究会を開催しました(詳細は「研究集会」のページをご覧下さい)。
研究員の藤田英昭と非常勤研究生の池ノ谷匡祐、仲泉剛、萱田寛也の4人が参加して、2017年度第2回目の白帝文庫所蔵「成瀬家文書」の写真撮影を実施しました。 今回は、6月に実施した前回の調査で撮影しきれなかった尾張藩上屋敷での成瀬家の勤向や拝領物に関する留帳とともに、成瀬家家臣の由緒書、成瀬家奥方の伝記、明治維新期の犬山藩の藩政改革・士族授産・藩債処理などに関する史料など、約5100コマを写真撮影しました。
また、11月13日(月)には、これまでの史料調査の成果報告も兼ねた研究会も開催し、白帝文庫・犬山市文化史料館の方々と質疑応答を交わしました(詳細は「研究集会」のページをご覧下さい)。調査期間中は、犬山城成瀬家拝領400年記念特別展「成瀬正成一代記」も鑑賞でき、展示を通じて成瀬正成の事蹟を勉強できました。
研究員の藤田英昭と非常勤研究生の池ノ谷匡祐、柴田愛、仲泉剛の4人が参加して、昨年に引き続き白帝文庫所蔵「成瀬家文書」の写真撮影を実施しました。前回同様、尾張藩主の犬山御成に関する文書を始め、尾張藩上屋敷(市谷屋敷)での成瀬家の勤向に関する留帳など、尾張家と成瀬家との関係を示す史料とともに、明治維新期の犬山藩・犬山県の基本史料を撮影しました。合計コマ数は約4300コマでした。
また、「成瀬家文書」や当研究所所蔵史料に含まれる「入鹿池」とその周辺を実地踏査しました。
研究員の藤田英昭と非常勤研究生の橋本佐保、西田安里、池ノ谷匡祐の4人が参加して、白帝文庫所蔵の「成瀬家文書」の写真撮影を実施しました。今回は、おもに尾張藩主の犬山御成に関する書付や、尾張藩上屋敷での成瀬家の勤向に関する留帳など、尾張家と成瀬家との関係を示す史料や、成瀬家の奥(女性)の系譜、源敬公御伝(徳川義直伝記)など、約2600コマを撮影しました。あわせて、今後の調査協力に関しても意見交換しました。
10月1日には、特任研究員の白根孝胤氏(中京大学)も加わり、共同で調査を進めました。
研究員の藤田英昭と非常勤研究員の吉成香澄、同研究生の池ノ谷匡祐・萱田寛也の3人が参加して、茨城県立歴史館が所蔵する「一橋徳川家文書」の閲覧・写真撮影を実施しました。 今回は、御三卿の奧・御簾中関係の史料を撮影するとともに、近代の一橋家が開業した材木薪炭店に関する史料や近代尾張家の資産とも関わる八雲山林の買収や、土地寄付願いなどに関する史料を撮影しました。撮影総コマ数は約4200コマでした。
研究員の藤田英昭と非常勤研究生の池ノ谷匡祐・仲泉剛の3人が参加して、茨城県立歴史館が所蔵する「一橋徳川家文書」の閲覧・写真撮影を実施しました。 今回は、おもに尾張家と一橋家の交際の様子を示す「御用留」など尾張家に関する史料を中心に、十一代将軍家斉の姫君の結婚に関する書付や、一橋家の正室や大奥に関する史料を調査しました。また同館所蔵の「川瀬家・田丸家文書」に所収される幕末尾張藩士の書状なども撮影し、撮影総コマ数は約4800コマにのぼりました。
非常勤研究生の高田綾子・西田安里・柴田愛の3名が、江戸中期の江戸城大奧の様子がわかる史料を写真撮影してきました。コマ数は約1400コマでした。
研究員の藤田英昭、非常勤研究生の高田綾子・池ノ谷匡祐の3名が参加して、史料閲覧・写真撮影を実施しました。今回は、江戸中期の江戸城大奧の様子がうかがえる史料を中心に、約2300コマ分のデータを収集しました。
研究員の藤田英昭、非常勤研究生の高田綾子・塚田沙也加の3名が参加して、史料閲覧および写真撮影を行いました。今回調査した史料は、御三家から幕府へ出された伺いやそれへの回答などを書き付けた「御三家御尋帳」など、おもに尾張藩関係の史料、約2000コマ分のデータを収集しました。今後の研究・普及活動で活用したいと思います。
研究員の藤田英昭、非常勤研究生の高田綾子・塚田沙也加・西田安里の4名が参加して、国立公文書館(千代田区北の丸)で史料調査・写真撮影を実施しました。今回は、江戸城大奧関係の史料とともに、尾張藩・幕政史関係の調査を行い、約1800コマ分のデータを収集しました。
非常勤研究生の萱田寛也・林幸太郎の2名が、国文学研究資料館所蔵の「尾張国丹羽郡犬山鈴木家文書」の閲覧・写真撮影を実施しました。鈴木家は、犬山城下で町医者を開業しながら、尾張藩付家老成瀬家の御典医を務めた家柄です。 調査では、江戸~明治期の投薬記録や、明治期の旧犬山藩士族の同郷会的組織である愛親会や犬山壮年会に関する史料など、約600コマを重点的に撮影しました。
研究員の藤田英昭と非常勤研究生の高田綾子が、国文学研究資料館(立川市緑町)で史料の閲覧・写真撮影を実施しました。 閲覧・撮影した史料は、おもに江戸城大奧や尾張家の奥に関する史料です。徳川義直の正室であった春姫(高原院)の江戸下向記などの史料も複写し、約2500コマ分のデータを収集しました。
閲覧日:
火曜日・水曜日10:00~16:30
*閲覧をご希望の場合は、事前に申請が必要です。
閲覧申請はこちら
*休日・祝日および、8/10~8/20、12/20~1/10、3/20~4/10は閲覧を休止します。