尾張藩の年寄職をつとめた渡辺半蔵家より寄贈された史料群で、そのほとんどが「○○年之留」と題され、日記形式で記された留帳によって構成されています。その内容は、幕府や尾張藩内での儀礼に関する事項が中心です。 なお、史料保存上の理由により、虫損が著しい一部の史料については、閲覧が停止されていたり、制限を設けている場合があるので注意して下さい。
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尾張藩の年寄職をつとめた大道寺家に伝存した古文書で、昭和7年に当研究所へ寄贈されました。尾張藩の御側寄物金の借用に関する文書や、幕末・明治期における諸隊の扶持方についての文書、親類書・遠類書、典籍類など多様なものがあります。
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幕府からの御附人として尾張藩の年寄職をつとめた石河家に伝存した古文書で、昭和10年に当研究所へ寄贈されました。幕藩関係・尾張藩政・系譜関係・知行所関係などの史料が充実しています。
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幕府・尾張藩の双方に属し、信濃国の伊那山支配を担当した千村平右衛門家に関する古文書で、支配関係史料のほか、「榑木成村」と呼ばれた預り所関係の史料も充実しています。
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野間林庵家は、元禄4年(1691)に初代林庵(隆昌)が、知行200石で2代藩主徳川光友に召し出された後、代々の当主が幕末期まで尾張藩医として活動した家である。近世後期には側医や奥医師として藩主家の治療にあたった。
当研究所に所蔵されている「野間林庵家文書」は、古書店より購入したもので、339点(枝番を含めると356点)の史料から構成されている。寛政期に奥医師を勤めた4代林庵(貞隆)が作成した先祖書や、幕末期の7代林庵(隆広)が作成した和歌の書付が複数見られる。その他、医薬に関する書付、隆広が従軍した北越戦争に関する書付など多様な内容を持つ。
野間林庵家に関係する文書は、当研究所だけでなく、名古屋大学附属図書館に「野間家文書」として990点所蔵されている。同図書館所蔵の「野間家文書」の概要については、名古屋大学附属図書館・附属図書館研究開発室編『名古屋大学附属図書館2008年春季特別展 濃尾の医術―尾張藩奥医師野間家文書を中心に―』(名古屋大学附属図書館・附属図書館研究開発室、2008年)を参照されたい。
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