このコーナーでは、徳川黎明会前会長の徳川義宣氏がライフワークとしていた徳川家康文書の網羅的収集・研究の遺志を受け継ぎ、当研究所の非常勤研究員である川島孝一氏が担当・作成した「徳川家康文書 総目録」をPDFファイルにて公開しています。
1、本目録は、徳川家康が発給した文書(文書に花押や印判の据えられたものと、据えられていたであろう写しの類)、及びその筆跡となるものを掲げた。
2、本目録は、現在刊行されている活字史料をもとに、若干の未活字史料をも補い、作成した。
3、配列は、文書に表記されている年月日順とし、無年号文書は月日順とし、年月日欠文書を最後に配した。
4、文書名は、おおよそのものである。また検討を要するものには文書名の後に、※を記した。
5、差出書の肩書きは「:ー」として記した。また印文の明確でないものもある。
6、文書群名・所蔵者名は、個別文書としての所在を示している。
7、出典は、写本類に掲載されているものである。
8、家康文書の研究の項は、中村孝也『新訂徳川家康文書の研究』上巻・中巻・下巻之一 ・下巻之二を、「新訂・上」などと略記し、徳川義宣先生『新修徳川家康文書の研究』 ・『新修徳川家康文書の研究』第二輯を、「新修」などと略記し、それぞれページ数 を示した。
9、他の刊本ほ項は、諸種の活字媒体にの書名・ページを示している。
10、備考は、各史料集による異同や、無年号文書の推定年代、参考事項などを記した。
11、前回紹介済みの範囲で、追加・修正をした項目・部分は、赤字で示した。
12、今回新規に追加したものは、通番を5000以降とした。
13、最終確認:令和2年12月31日現在
このコーナーに収録した「徳川家康文書 総目録」の無断転用・直リンクは禁止します。
「徳川家康文書 総目録」を利用して論文・自治体史などを作成・執筆した場合には、著作権保護の観点から、必ず下記のような註記を行って下さい。
川島孝一編「徳川家康文書 総目録」(徳川林政史研究所ホームページ、2020年12月版)
また、作成・執筆した論文・自治体史などは、徳川林政史研究所までお送りいただければ幸いです(2部)。
閲覧日:
火曜日・水曜日10:00~16:30
*閲覧をご希望の場合は、事前に申請が必要です。
閲覧申請はこちら
*休日・祝日および、8/10~8/20、12/20~1/10、3/20~4/10は閲覧を休止します。